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東横インがマインクラフトを活用した社員研修を実施 - CA Tech Kidsが企画監修・運営に参画

2023.12.22

マインクラフトで制作した東横INN

※マインクラフトで制作した東横INN

株式会社東横イン(本社:東京都大田区、代表執行役社長:黒田 麻衣子、以下東横イン)は、子ども向けプログラミング教育事業の株式会社CA Tech Kids(読み:シーエーテックキッズ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上野朝大、以下CA Tech Kids)とともに新たな社員研修を企画し、同社の監修・運営のもと、その第一弾としてMicrosoft社が運営するゲーム「マインクラフト」を活用した研修を2024年1月に実施することをお知らせいたします。

■ 実施背景

ホテル業界では人材不足が深刻な課題となっており、人材獲得はもとより、従業員個々のビジネススキル・ITスキルの向上、社員のエンゲージメント向上は、当社の持続的な成長にとって極めて重要であると認識しています。

この度の研修において協力を仰ぐCA Tech Kidsは、2013年より子ども向けプログラミング教育事業に取り組んでおり、小学生から本格的なプログラミングを体系的に学べる直営教室「Tech Kids School」を運営しています。また、2017年には国内初のマインクラフトを活用したプログラミング授業を日本マイクロソフト社公認で実施するなど、マインクラフトの教育的効果に早期から着目し、その活用にいち早く取り組んでいます。近年は、子ども向けプログラミング教育で培ったノウハウを活かし、ビジネスパーソンを対象とした研修も実施、年齢を問わず、テクノロジーを活用した幅広い学びの機会を提供しています。

2020年より小学校においてプログラミング教育が必修化され、また近年は若年層を対象としたデジタル教育が盛んに行われている中、CA Tech Kids の有する専門的ノウハウが、当社の人材育成にも有効に活かせるのではないかとの考えのもと、ホテル業界の中でも特色ある画期的な取り組みとして、この度のデジタル研修を実施する運びとなりました。
※マインクラフトとは、Microsoft社が運営するゲーム。2023年10月時点で累計販売数が3億本を超え、世界で最も売れたゲームといわれており、仮想空間の世界でいくつものブロックを組み合わせて家や街など様々なものをつくることができます。プログラミング学習でも注目を集め、文部科学省のプログラミング教育でも採用されるなど教育現場でも取り入れられています。

■ 研修内容

本研修は、東横インの社員を主な対象とした、ビジネススキルとコミュニケーションの研修です。マインクラフトという仮想空間を舞台に、チームで「コンセプトホテルの企画・建設」等の課題に取り組み、コンセプトメイキング、タスク管理、チームワークとマネジメントなどを学んでいきます。また、研修には一部プログラミングの要素も盛り込まれており、「分解」、「抽象化」、「組み合わせ」といったいわゆる「プログラミング的思考」と言われる能力の養成も狙いとしています。
マインクラフトという仮想空間上でチームで議論しながらワークする形式を取ることで、受講者の積極的・能動的な参加を促すほか、普段の職場では生まれにくい受講社員同志の活発なコミュニケーションや、通常業務では見えにくい才能の発見にも期待しています。
日時 2024年1月10日、11日、12日の3日間
参加者 東横INNでホテル業務にあたる社員 280名
主催 東横イン
運営 株式会社CA Tech Kids

■ 当研修に込めた思い

「従業員から選ばれる会社になるためにも、IT人材不足の解決のためにも、当社社員のITリスキリングは欠かせないと考えていた時、とある新聞記事が目に入りました。
それは小学校のプログラミング教育についての記事でしたが、小学校6年生の課題が『家族の困りごとを解決するアプリの制作』だったことに衝撃を受けました。プログラミング教育で課題解決能力が身に付くとはどういうことなのか、を知りたくて早速小学校を訪れました。そこで感動したのは、チームで熱心に課題に取り組む小学生の姿でした。そのプログラムを小学校と一緒につくられたCA Tech Kidsさんに興味を持ち、今回の研修が実現しました。実際に私も体験しましたが、CA Tech Kidsのスタッフの皆さまが盛り上げ上手なこともあり、長時間の研修があっという間でした。上下関係に捉われず自然にチームの役割分担ができ、楽しみながら課題を解決する中で、通常業務では見えにくい個性や能力の発見もできました。社員がどんな学びをし、どんな風に通常業務に活かされるのか未知数ではありますが、とても楽しみです。」代表執行役社長 黒田麻衣子

■ CA Tech Kids について

当社は2013年の設立より、直営教室として小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School(テックキッズスクール)」を運営しています。プログラミングの基礎から本格的なプログラミング技術を学習するコースを体系的に提供し、iPhoneアプリをリリースする生徒や各種プログラミングコンテストでの受賞者を毎年輩出しております。また、全国No.1小学生プログラマーを決定する「Tech Kids Grand Prix」の開催や、多様な企業・団体とのコラボレーション企画のほか、地方や公教育のプログラミング教育支援など多面的に展開しています。
2019年には、個別指導事業などを展開する株式会社スプリックスとの合弁会社として株式会社キュレオを設立し、独自の教材を全国の塾事業者へ提供する「QUREOプログラミング教室」の運営を開始しました。現在では47都道府県に3,000教室以上を展開し、小学生向けプログラミング教室数国内No.1(※2)の規模を誇ります。プログラミング初心者のお子さまに向けて、全国各地で本格的なプログラミング学習を提供しております。
※2 小学生対象のプログラミング教室事業者(アプリケーションやゲームの開発を主とするソフトウェアプログラミング系およびロボットプログラミング系を含む)において、プログラミング教室掲載数No.1比較サイト「コエテコ」または各社ホームページにて公開されている教室数を当社にて調査した結果(2023年6月時点)

■ CA Tech Kids 会社概要

社名  株式会社CA Tech Kids
代表者  代表取締役社長 上野 朝大
所在地  東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
事業内容  プログラミング教育事業
以上